セルティックで日本人選手が活躍する中、日本代表MF旗手怜央(25)も中心選手として存在感を発揮。今月18日のスコットランド1部リーグ戦で2ゴールを挙げただけに、アンジェ・ポステコグルー監督からも大きな期待を寄せられている。
旗手怜央は2021年12月、明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからセルティックへ完全移籍。昨年2月に行われたレンジャーズとのダービーマッチで2ゴール1アシストと加入直後から結果を残し、レギュラーに定着。今季はここまでリーグ戦26試合中22試合の先発出場で5ゴール7アシストをマークしている。
またセルティックが今月26日にスコティッシュリーグカップ決勝・レンジャーズ戦を控える中、セルティックの専門サイト『セルティックスター』は「このダービーマッチの結果を予測することはできない。だが唯一確実に言えることは、この一戦で何が起ころうとも旗手怜央が活躍するということだ」と綴るなど、同選手への期待を寄せている。
同選手が好パフォーマンスを維持していることについて、ポステコグルー監督は「みんな知っての通り、彼は良い選手である。彼自身そのことを証明しているが、他の日本人選手と同じように我々は彼がもっと良くなることを望んでいるんだ」と、日本人選手独特のプロフェッショナル意識に言及。
「彼はもっと良くなりたいと思っているし、今まさに新たなレベルに自分を引き上げているところだ。彼はとても決断力のある若者で、最高のサッカー選手になることに集中している。我々はそうした彼の姿を毎日見ているし、彼はそれに見合った報酬を得ている」とコメントを残している。
旗手怜央はセルティックで活躍する一方、昨年11月開催のカタールW杯では日本代表メンバーから落選。イギリス国内では森保一監督に旗手怜央の日本代表招集を求める声も上がるなど、同選手への評価がさらに高まっている。
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