明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパスは今月15日、ポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォク(30)がポーランド1部ザグウェンビェ・ルビンへ完全移籍したと公式発表。ドーピング違反を巡る裁判でアジアサッカー連盟(AFC)に勝訴したポーランド国内で報じられる中、同選手のSNS投稿に注目が集まっている。
シュヴィルツォクはこれまで女子ポーランド代表である元ハンドボール選手との交際が報じられていた。しかし今月14日、別の女性の肩に自身の右腕を組んでいる様子をインスタグラムアカウントに投稿。ポーランド国内では恋人を乗り換えたとの見方が広まっている。
また同選手とのツーショット写真に映っていた女性は、エアリアルシルク(空中アクロバット競技の一種)の選手であり、世界大会優勝の実績を持っているとのこと。現在はポーランドの工業都市ジェシュフでダンススクールを運営している。
シュヴィルツォクは2021年10月17日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・浦項スティーラーズ戦後にドーピング検査で陽性と判定。「すべてのサッカー活動禁止」という暫定処分を科されると、昨年10月に「2021年12月9日から4年間にわたりサッカー活動禁止」という正式処分が下っていた。
しかし『weszlo』をはじめポーランド国内の複数メディアは、今月上旬になって「ドーピング疑惑のシュヴィルツォクが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)で勝訴」と、活動禁止処分解除の可能性を一斉に報道。
Jリーグクラブからのオファーも伝えられる中、ザグウェンビェ・ルビンは今月10日に同選手の獲得を公式発表。契約期間は2023年6月までとなっているが、1年間の契約期間延長オプションが盛り込まれている。
なおドーピング疑惑を巡る裁判での勝訴報道には、名古屋グランパスサポーターをはじめ日本のサッカーファンから「AFCは賠償金を!」、「AFCは名古屋グランパスやシュヴィルツォクに謝罪しろ」、「去年の1年間は何だったのか」、「冤罪では片付けられない」とAFCに対する批判が殺到。
「シュヴィルツォクが復帰できてよかった」、「母国で復活してほしい」と、同選手の復活を願うコメントも数多く見受けられている。
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