J史上最高の名将・森保一監督、新天地はどこ?
サンフレッチェ広島は4日、森保一監督の退任を発表した。
森保監督は2012年よりサンフレッチェ広島の指揮官に就任。2012年、2013年、2015年にクラブをJリーグ王者に導いた。J1リーグで3度の優勝を成し遂げた唯一の日本人監督であり、Jリーグ史上最高の日本人名将と表現することができるだろう。
3 – 森保一はJ1で3回優勝を遂げている唯一の日本人監督である。スペシャル。 pic.twitter.com/iuDIlrhaWb
— OptaJiro (@OptaJiro) 2017年7月4日
今回の退任によって、さっそく森保監督の今後に注目が集まっている。稀代の名将を招聘したいクラブは少なくないはずだ。そこで、今回は同指揮官の新天地5候補を紹介する。
本命:ヴィッセル神戸
ヴィッセル神戸もネルシーニョ監督の解任に向かって進んでいる。先日クラブ関係者が報道を否定したと伝えられたが、このタイミングでの森保一監督退任は神戸にとって最高の機会といえる。
大型補強にも関わらず11位に沈むチームにとって、ルーカス・ポドルスキとハーフナー・マイクが加入する7月の新監督就任は最適なタイミングといえるだろう。
対抗:浦和レッズ
浦和レッズはついに指揮官までもサンフレッチェ広島から譲り受けるかもしれない。広島と同じくスランプに陥る浦和は、ミハイロ・ペトロビッチ監督のサイクルの終焉に向かいつつある。
毎年のように広島から主力選手を引き抜いてきたが、結局ペトロビッチ監督はナビスコカップを1度優勝するに留まっている。森保監督が現在の浦和レッズの“愛弟子”たちを率いたら、どんな結果が待っているのか。興味がないJリーグファンは少ないだろう。
対抗:FC東京
FC東京は日本のJリーグクラブで最も日本代表選手を輩出し続けているクラブの一つでありながら、タイトルとは無縁である奇妙なビッグクラブだ。マッシモ・フィッカデンティ監督時代に“強豪”への道を歩んだかにみられたが、最終的には同監督を解任し、最大の達成事項は武藤嘉紀と太田宏介を欧州に送り出したことで終わった。
素晴らしいタレントを誇るFC東京が森保監督を招聘すれば、一気に本命へと駆け上がる可能性は高い。日本の首都東京に構えるビッグクラブとJ最高の名将の化学反応は、Jリーグをますます魅力的なリーグへと押し上げるだろう。
大穴:五輪代表
森保一監督にはJリーグクラブだけではなく、日本サッカー協会(JFA)からも熱い視線が注がれるはずだ。現在、最有力とみられている手倉森誠監督は2016年リオデジャネイロ・オリンピックでは決勝トーナメント進出に失敗しており、なにより2013年を最後にクラブやフル代表の監督経験からは身を引いている。2020年東京オリンピックの重要性は言うまでもなく、準備期間が十分にあるこのタイミングでの内定は大いにありえるだろう。
大穴:中国スーパーリーグ
現在のサッカー界では選手だけではなく指揮官も常に世界経済に晒されている。素晴らしい実績を残している森保一監督にはとりわけアジアクラブも注目しているはずだ。
マルチェロ・リッピ監督の招聘で幕を開けた中国スーパーリーグにおける名将招聘の流れは現在も続いており、今季はファビオ・カペッロ監督、ドラガン・ストイコビッチ監督を始めとした名将たちが集結している。この中に日本人である森保一監督が参戦するというのは悪くないアイデアだ。
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