明治安田生命J1リーグ・FC東京を今年8月に退団した元ブラジル代表DFブルーノ・ウヴィニ(31)が今月7日、ブラジル1部グレミオへ加入した。
同選手はトッテナム・ホットスパー、ナポリ、エールディビジ(オランダ1部)のトゥウェンテなどをへて、昨年1月にFC東京へ加入。ただ昨季のJ1リーグでわずか2試合の出場にとどまると、今季は選手登録外に。およそ8カ月にわたり公式戦での出場機会が与えられず、8月29日に契約解除によるFC東京退団が正式決定していた。
そんなウヴィニの去就については、今月はじめにブラジル1部昇格組グレミオからの関心が伝えられていたが、両者は7日になって1年契約を締結。契約期間延長オプションも盛り込まれており、行使の可否は来季の個人成績に左右されるという。
なおグレミオには、元リバプール所属選手のMFルーカス・レイバ(35)や元レアル・マドリード所属選手のMFルーカス・シウバ(29)らが在籍。今季ブラジル2部リーグを2位で終え、1年での1部復帰を果たしている。
2012年のロンドン五輪では、ブラジル代表の一員として銀メダルを獲得したウヴィニ。FC東京退団の公式発表直前には「長い間話し合った結果、私とFC東京にとって最良の選択は別れることだという決断に至りました。私はこれからも日本を愛し、日本の素晴らしい人々、文化、食べ物、そしてサッカーを愛してやみません」
「夢を叶えるためのチャンスを与えてくれたFC東京には、私自身も家族も感謝しています。今はすべての計画を立て、私のキャリアと人生の次のチャプターに備える時です」と、自身のツイッターアカウントを通じてサポーターに別れのメッセージを送っていた。
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