明治安田生命J2リーグのベガルタ仙台は、韓国1部浦項スティーラーズから元韓国代表FWホ・ヨンジュン(29)の獲得を狙っているようだ。22日、韓国メディア『Sports-G』が伝えている。
同選手は身長184cmで右利きのウインガー。2019年7月に仁川ユナイテッドから浦項スティーラーズへ移籍すると、2020年5月から兵役義務により韓国国軍傘下の金泉尚武でプレー。今季は韓国1部リーグ26試合の出場で10ゴール4アシストをマーク。上位6クラブによる優勝プレーオフでは5試合中3試合の先発出場で1アシストを挙げていた。
また年代別の韓国代表でプレーした経験を持っているほか、2017年3月のFIFAワールドカップ・ロシア大会最終予選の中国戦でA代表デビュー。しかしカタールW杯アジア予選では一度の招集されておらず、本大会のメンバーにも名を連ねていない。
ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ホ・ヨンジュンは今月末に兵役期間終了に伴い金泉尚武から浦項スティーラーズへ復帰するという。一方で『Sports-G』は、ベガルタ仙台がレンタル移籍により同選手の獲得を狙っていると報道。ただ現時点で交渉の進展具合などについては触れていない。
なおベガルタ仙台の外国籍選手では、アルゼンチン人MFレアンドロ・デサバト(32)、ブラジル人FWフェリペ・カルドーゾ(24)、セルビア人GKストイシッチ(25)の3選手が退団。かつて浦和レッズでプレーしていたブラジル人MFエヴェルトン(29)がポルトガル1部ポルティモネンセからレンタル移籍により加入している。
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