Jリーグ 浦和レッズ

浦和サポが福岡戦後セレモニーボイコットか「ブーイングなし」横断幕掲出も

浦和レッズのゴール裏 写真:Getty Images

 浦和レッズは5日の明治安田生命J1リーグ最終節でアビスパ福岡相手に1-1と引き分け。試合終了後のセレモニーで、ゴール裏の浦和レッズサポーターが横断幕を通じてクラブや選手たちに対して叱咤激励のメッセージを送ったことが話題を呼んでいる。

 浦和レッズはリカルド・ロドリゲス監督のもとで迎えた今季、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝進出を果たした。ただ一方で天皇杯は3回戦でザスパクサツ群馬相手に敗れたほか、ルヴァンカップでは準決勝でセレッソ大阪に惨敗。J1リーグでも10勝15分9敗と、首位の横浜F・マリノスから23ポイント差の9位に終わった。

 そんな中、アビスパ福岡戦後のセレモニー時にゴール裏中心部に陣取っていた浦和レッズサポーターが一斉に退去した模様。「優勝争いすら出来ない無様な結果。死ぬ気で掴もうとした男は誰?来季は覚悟ある男と闘いたい」と書かれた横断幕が掲出され、空席となったゴール裏の様子がツイッター上で拡散されている。

 これには「セレモニーボイコットか」、「ブーイングの嵐より撤収するスタイル」といった声が上がっているほか、他クラブのサポーターからは「上から目線でちょっと違うと思う」、「これできる浦和サポーター凄いな」、「毎年弾幕掲げているな」というコメントが寄せられている。

 なお浦和レッズは10月31日、リカルド・ロドリゲス監督と今季をもって監督職を解除することを公式発表。後任候補には、2021/22シーズンのポーランド1部リーグで優勝を果たしたマチェイ・スコルジャ氏が挙がっている。またポーランドメディア『SportSlaski』は、浦和レッズとスコルジャ氏の契約締結が間近と報じている。