元横浜FC斉藤光毅が鮮烈デビュー！アシストに現地紙「スパルタの観客は…」

　かつて明治安田生命Jリーグ・横浜FCでプレーしていたU21日本代表FW斉藤光毅（20）は3日、スパルタ・ロッテルダムでデビューを果たし、2アシストをマーク。現地メディアから称賛を浴びている。

　斉藤光毅は昨季、ベルギー2部ロンメルSKで17試合の先発出場で5ゴール2アシストと結果を残すと、今年6月末にスパルタ・ロッテルダムへ1年レンタルにより加入。7月12日の練習試合でゴールを決めるなど、今季開幕前から好調ぶりをアピールしていた。

　そんな斉藤光毅は、エールディビジ（オランダ1部）開幕から2試合つづけてベンチ入りしたものの出番なし。そして先月下旬にはコンディション不良により2試合でベンチ外となっていた。

　しかし今月3日の第5節・フォレンダム戦で招集メンバーに復帰すると、1-0で迎えた66分から出場。すると68分に左サイドにおけるDFミカ・ピント（29）とのパス交換から追加点演出に関与すると、72分には自らのクロスからFWトビアス・ローリッセン（25）のゴールをアシストする。

　さらに85分には左サイドからドリブルでペナルティエリアに侵入。相手選手に当たったボールを味方選手が拾うと、ダイレクトでシュートを放ってダメ押しゴールを奪ったのだ。

　この3得点に絡む活躍を見せた斉藤光毅に対して、オランダ紙『AD』は「スパルタ・ロッテルダムのファンは、日本人選手であるサイトウのデビューに熱狂。彼はすぐにその爪痕を残した。サイトウのチャントが歌われるまで、それほど時間はかからなかった」と記し、高い評価を与えている。

　なお、スパルタ・ロッテルダムはフォレンダム戦で4-0と勝利。今月12日にはフェイエノールトとの一戦を控えている。斉藤光毅がオランダ国内の強豪クラブ相手にどれだけ良いパフォーマンスを発揮するのか興味深いところだ。