ブラジル1部コリンチャンス所属のFWレオ・ナテル(25)は、Jリーグクラブからのオファーを拒否。プリメイラリーガ(ポルトガル1部)カーサ・ピアACへ移籍し、元アビスパ福岡MF邦本宜裕(24)のチームメイトになるようだ。24日、ポルトガル紙『O JOGO』が伝えている。
身長179cmで右利きのナテルは、プリメイラリーガ強豪ベンフィカの下部組織出身。ブラジル1部サンパウロやフォルタレーザEC、コリンチャンスなどをへて、昨年8月31日にコリンチャンスからキプロス1部APOELニコシアへ1年レンタルにより加入している。
そのAPOELニコシアではリーグ戦22試合中19試合に先発出場すると、上位6クラブによる優勝プレーオフでも10試合中5試合でスタメン出場。本職である左ウイングの他にシャドー(前線1トップの背後)や右サイドでもプレーしている。
ブラジルメディア『R7』は6月20日、スュペル・リグ(トルコ1部)のカイセリスポルやハタイスポル、それにギリシャや日本、ブラジル国内クラブがナテル獲得に興味を示していると報道。同選手は2021/22シーズン終了後にレンタル期間満了でコリンチャンスへ復帰。コリンチャンスで構想外とみられていた。
その中『O JOGO』の報道によると、コリンチャンスは日本、キプロス、中東、それにポルトガル1部ファマリカンからのオファーを拒否。1年レンタルによりカーサ・ピアACと合意に達したとのことだ。また今回の取引では、一定のゴール数に達した場合に適用される買い取り義務も盛り込まれたという。
なお邦本宜裕は、プリメイラリーガ開幕から3試合いずれも右ウイングのポジションで先発出場。今月21日の第3節・ボアヴィスタ戦では追加点をアシストしている。ただナテルが右サイドでプレーできることから、邦本宜裕は今後ナテルとポジションを争う可能性が考えられる。
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