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本田圭佑も台湾有事に危機感…中国ミサイル発射に森本貴幸「備えていく」

森本貴幸 写真:Getty Images

 台湾の台中FUTUROに所属する元日本代表FW森本貴幸(34)が5日、自身のツイッターアカウントを更新。ペロシ米国下院議長の台湾訪問をうけて、中国軍が弾道ミサイルを発射したことに言及した。

 ペロシ氏は今月2日に台湾を訪問し、蔡英文総統と会談。中国はアメリカ側の動きに反発し、今月4日から台湾周辺海域を取り囲む形で軍事演習を行っている。また軍事演習初日には弾道ミサイル11発を発射。うち5発を日本の排他的経済水域(EEZ)の内側に撃ち込んでいる。

 台湾有事に対する危機感が高まる中、台湾在住の森本貴幸は弾道ミサイル発射の速報をうけて「え」と一言ツイート。その上で「凄い時代に台湾に住んでいる。とりあえずしっかり情報集めて見極めて備えていく」とコメントを残している。

 台湾有事については元日本代表MF本田圭佑(35)が今年2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった直後に「戦争が始まった。人が死ぬ。子供も死ぬ。もう他人事じゃない。日本だっていつまで安全かなんてわからない。今後は中国がどうでるか」とツイート。中国軍による台湾侵攻の可能性があるとの見方を示していた。

 なお森本貴幸は東京ヴェルディ、カターニャ、ジェフユナイテッド市原・千葉、川崎フロンターレ、アビスパ福岡などでプレー。昨年7月にパラグアイ1部スポルティボ・ルケーニョを退団して以降しばらく無所属状態となっていたが、今年5月27日に台湾社会人甲級サッカーリーグ所属の台中FUTUROへ加入している。