ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の日本代表MF三笘薫(25)は、プレミアリーグ開幕戦にむけてアピールを続けている。その中、イギリス・ブライトンの地元メディア『サセックス・ライブ』は29日、三笘薫のチーム内における立ち位置を分析した。
三笘薫は昨年8月、イギリス国内でプレーするために必要な労働許可証が発行されず、ブライトンからロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)へレンタル移籍。ユニオンSGで活躍すると、今月7日になってブライトン復帰が決まっている。
同選手はブライトンのプレシーズントレーニングに合流すると、17日の練習試合・エストリル戦で新天地デビューを飾り、復帰初ゴールをマーク。23日のレディング戦や26日のブレントフォード戦でも左サイドからのドリブル突破で見せ場を作るなど、攻撃面で好パフォーマンスを披露。現地での評価をさらに高めている。
『サセックス・ライブ』は三笘薫について「スピードとスキルのあるウィンガーで、左ウイングバックとしてもプレーすることもできる。ブライトンにとって有用で多才な選手であることは間違いないようだ」と高く評価している。
またブライトンは、今年6月にパラグアイ1部クラブ・リベルタからパラグアイ代表FWフリオ・エンシソ(18)を獲得。エンシソも三笘薫と同じく、ここまで練習試合で結果を残している。
そのエンシソについて『サセックス・ライブ』は「ブライトンの通常の補強戦略は、若手選手をレンタル移籍により育成し、徐々にクラブになじませていくことだ。しかし、エンシソの場合は少し違う」と言及。
「グラハム・ポッター監督はエンシソをじっくりと見たいと考え、プレシーズントレーニングへの参加を許可した。それ以来、エンシソと三苫薫はすべての練習試合で活躍し、監督だけでなく選手たちにも好印象を与えたという。三笘薫はおそらくブライトンのファンにとって、より驚きに満ちた存在である」と綴っている。
なおブライトンは、30日にラ・リーガのエスパニョールとの練習試合を予定している。来月7日にプレミアリーグ開幕節・マンチェスター・ユナイテッド戦を控える中、三笘薫と18歳のエンシソが躍動している。
コメントランキング