明治安田生命J2リーグの横浜FCに所属するFW小川慶治朗(29)は、Kリーグ1(韓国1部)FCソウルへのレンタル移籍がほぼ確実となっているようだ。11日、韓国メディア『スポーツ朝鮮』が報じている。
小川慶治朗は昨年1月、ヴィッセル神戸から横浜FCへ完全移籍。昨夏の大型補強を境に出場機会が減少すると、昨年10月15日にAリーグ(オーストラリア1部)のウェスタン・シドニー・ワンダラーズへレンタル移籍していた。
そのウェスタン・シドニー・ワンダラーズでは前線の複数ポジションを任せられる中、リーグ戦26試合中17試合で先発出場。しかし今年5月14日にレンタル期間満了による退団が決まっていた。
そんな小川慶治朗には、横浜FCのサポーターから同選手復帰を期待する声が上がっていた。しかし『スポーツ朝鮮』は「オガワのレンタル移籍が事実上決定している」と報道。韓国の移籍市場が今月15日に閉鎖を迎える中、FCソウルが小川慶治朗の獲得を決めたようだ。
なおFCソウルはリーグ戦21試合を終えて勝ち点23の獲得にとどまっており、12クラブ中9位に低迷。リーグ戦直近5試合では2分3敗と勝利から見放されている。今夏の移籍市場で名古屋グランパスから元日本代表FW齋藤学(32)が水原三星へ完全移籍した中、また日本人がひとり韓国に戦いの舞台を移すようだ。
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