明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは、ブラジル1部フォルタレーザEC所属のブラジル人MFヤーゴ・ピカチュウ(30)の獲得がほぼ確実となったようだ。5日、ブラジルメディア『Yahoo esportes』が伝えている。
身長168cmのピカチューは、昨年3月にブラジル2部ヴァスコ・ダ・ガマからフォルタレーザECへ移籍。昨季はリーグ戦38試合中33試合に先発出場して7ゴール5アシストをあげるなど、右サイドハーフでレギュラーを張っていた。
そして今季もリーグ戦でここまで15試合中12試合に先発出場。リーグ戦の他にもコパ・リベルタドーレス(南米選手権)をはじめ各コンペティションでほぼ全試合にスタメン出場するなど、チームに必要不可欠な戦力として奮闘している。
一方清水エスパルスは先月、ブラジル2部ヴァスコ・ダ・ガマからゼ・リカルド監督の引き抜きに成功。新体制のもとでJ1残留を目指す中、今夏の移籍期間における補強が噂されている。
またブラジルメディア『TORCEDORES』は先月18日、清水エスパルスがブラジル1部SCインテルナシオナル所属のカイオ・ビダルやブラジル1部アトレチコ・ミネイロ所属のFWアデミール(27)の獲得に向かっていると報道。ただ、現時点では両選手ともに獲得が難しいとみられている。
その中『Yahoo esportes』は、清水エスパルスがピカチュウ獲得間近に迫っていると報道。これによると、清水エスパルスは今月4日、フォルタレーザECに対して契約解除金満額の100万ドル(約1億4000万円)を支払う意思があることを通達したという。
そして選手サイドとの交渉も順調に進めているほか、月給は現在フォルタレーザECで受け取っている25万レアル(約640万円)の2倍以上になる模様。
『Yahoo esportes』は「ピカチュウは、日本への移籍を経済的な立ち位置を変えるチャンスと捉えている。30歳という年齢で、プロ選手として最後の大型契約を迎えることになるかもしれない」と見解を示している。
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