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守田英正強奪をトルコ強豪画策?スポルティング移籍決定秒読みも…

守田英正 写真:Getty Images

 CDサンタ・クララ所属の日本代表MF守田英正(27)は、スポルティングCP移籍が秒読みとなっている。しかし、ここにきてトルコ国内の強豪クラブが同選手の獲得に動いているようだ。23日、トルコメディア『TIMETURK』が報じている。

 スポルティングCPは今年3月にCDサンタ・クララとの交渉開始が伝えられると、ポルトガル国内の複数メディアは4月下旬に「移籍金380万ユーロ(約5億1000万円)+ボーナス100万ユーロ(約1億3000万円)」という条件でクラブ間合意に達したと報道。

 また、スポルティングCPは選手サイドと年俸50万ユーロ(約6800万円)の4年契約を結ぶことで合意したほか、一部のポルトガル国内メディアは4500万ユーロ(約61億4000万円)の契約解除条項が設定されたと伝えている。

 そして守田英正本人は、左ふくらはぎ痛により今月7日に日本代表チームから離脱。当初の予定よりも早くポルトガルに戻ると、20日に夜にリスボンの空港に到着。21日にはメディカルチェックを通過したとみられていた。

 しかし『TIMETURK』の報道によると、スュペル・リグ(トルコ1部)のガラタサライが守田英正獲得にむけて、CDサンタ・クララと交渉を開始したとのこと。ガラタサライはスポルティングCPよりも好条件のオファーを用意し、スポルティングCP移籍の破談を企てているという。

 なお、スポルティングCPは23日時点で守田英正の獲得を公式発表していない。スポルティングCP移籍がほぼ確実とみられる中、果たして土壇場での逆転劇は起こるのだろうか。