日本代表MF鎌田大地(25)は、今季限りでのアイントラハト・フランクフルト退団が噂されているが、現時点では来季の所属クラブが白紙状態であるようだ。3日、ドイツ紙『フランクフルター・ルントシャウ』が伝えている。
鎌田大地は今季、ブンデスリーガで全34試合中32試合に出場して4ゴール3アシストをマーク。UEFAヨーロッパリーグでは準々決勝2ndレグ・バルセロナ戦の追加点アシスト、準決勝1stレグ・ウェストハム・ユナイテッド戦の決勝ゴールなど、大舞台での勝負強さを発揮。先月18日の決勝・レンジャーズ戦でもフル出場し、優勝に大きく貢献していた。
そんな鎌田大地には、トッテナム・ホットスパーやセビージャからの関心が伝えられている。また、UEFAヨーロッパリーグ数試合で複数クラブのスカウト陣が視察に訪れたとみられるなど、同選手に対する評価が高まっている。
一方、選手本人は日本代表チームでの活動中に「フランクフルト以上を探すのはより一層難しくなる」とコメント。今後届くオファー次第ではあるものの、フランクフルト残留も視野に入れていることを明かしていた。
そんな鎌田大地の現状については、今月に入ってドイツメディア『シュポルト1』が「オファーは届いていない」と報道。ただ、『フランクフルター・ルントシャウ』は「すべてがオープンになっている」と主張。残留・退団両方の可能性が依然として残っていると見解を示した。
なお、鎌田大地は2日のキリンチャレンジカップ・パラグアイ戦で1ゴール1アシストをマーク。FIFAワールドカップ・カタール大会の代表メンバー入りにむけて結果を残している。
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