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中島翔哉が森保一監督にアピール!同点弾アシストで日本代表復帰へ前進

中島翔哉 写真:Getty Images

 ポルティモネンセに所属するMF中島翔哉(27)は21日、MF守田英正(26)やFW田川亨介(23)を擁するCDサンタ・クララとの直接対決でフル出場。来月のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選招集にむけて、日本代表率いる森保一監督にアピールした。

 中島翔哉は右サイドでスタメン出場したものの、15分にFWリカルド・マトス(21)が負傷退場したこともあり中央へポジションを移す。また、ポルティモネンセは43分にブラジル人MFリンコウン(23)にネットを揺らされ、CDサンタ・クララに先制ゴールを献上する。

 すると、かつて浦和レッズでプレーしていたブラジル人FWファブリシオ(31)が後半キックオフから投入され、中島翔哉が本職であるトップ下のポジションに移行。ポルティモネンセが反撃に転じる中、80分に左サイドでパスを受けた中島翔哉がペナルティエリア内にクロスを上げると、ファーサイドから飛び込んできた味方DFが頭で合わせて同点ゴールを奪取。1-1で試合を終了し、敵地で貴重な勝ち点1をつかんだ。

 また、ポルトガル紙『レコルド』は19日、CDサンタ・クララ対ポルティモネンセの一戦で森保一監督が視察に訪れると報じていた。2019年11月の国際親善試合・ベネズエラ戦以降、代表招集から遠ざかっていた中島翔哉としては同点ゴールアシストという結果でアピールに成功した格好だ。

 なお、この試合では守田英正もフル出場しているほか、田川亨介は88分から出場。一方でポルティモネンセに所属するGK中村航輔(26)やFW川﨑修平(20)はベンチ外となっている。