明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ(31)が、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)のトレーニングや練習試合における振る舞いから感銘を受けたことを明かした。10日、オーストラリアメディア『オプタス・スポーツ』が伝えている。
イニエスタはバルセロナで9度のリーグ優勝や4度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げるなど、数多くのタイトルを獲得。2018年5月にヴィッセル神戸へ加入すると、中心選手として活躍。2019シーズンにはクラブに天皇杯のタイトルをもたらしているほか、今季はキャプテンという立場でJ1リーグやAFCチャンピオンズリーグ(ACL)などに挑む。
一方、イニエスタとともにバルセロナでプレーしていたボージャンは、昨年8月9日にヴィッセル神戸へ加入。10月24日の第33節・名古屋グランパス戦で右ハムストリングを負傷したことにより一足早く帰国してたが、年明けに再来日。現在はチームメイトとともにトレーニングに励んでいる。
そんなボージャンは『オプタス・スポーツ』のインタビューに対応。自身にとって憧れの存在であるイニエスタについて聞かれると「アンドレスのフットボールやスポーツを愛する姿を見ると、彼は37歳だけど、ただ勝つことだけを望んでいるように思えるね」と切り出す。
そして「トレーニングでさえ、ミニゲームで負けると怒るんだ。それに先日プレシーズンマッチで彼はゴールを決めて喜んでいた。もうワールドカップやチャンピオンズリーグで優勝し、決勝戦でマン・オブ・ザ・マッチになっているのにね」
「彼の目や態度を見ていると、この仕事が好きだからプレーを続けたいという気持ちが伝わってくるね」とコメントを残している。
イニエスタはこれまで欧州最高峰の舞台で多くの栄光をつかんできた。それでも純粋にフットボールを愛しているからこそ、勝利やゴールに対する貪欲さを失わずにプレーを続けている。
コメントランキング