セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、日本代表FW古橋亨梧(27)の負傷に関するメディア質問に不快感をあらわにしたようだ。28日、スコットランド・グラスゴーの地元紙『グラスゴータイムズ』が伝えている。
古橋亨梧は今年7月に明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。海外挑戦1年目ながらも、今季ここまで公式戦26試合に出場して16ゴール5アシストをマーク。中心選手としてチームをけん引するとともに、アンジェ・ポステコグルー監督から絶大な信頼を寄せられていた。
しかし、同選手は先月26日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第20節・セント・ジョンストン戦でハムストリングを負傷し、前半15分で交代。年明け以降は公式戦3試合つづけてメンバー外となっているほか、一部メディアは手術を行う可能性があると伝えている。
その中、ポステコグルー監督は27日、第23節・ダンディー・ユナイテッド戦の前日記者会見に出席。古橋亨梧が手術する可能性について聞かれると「人の医療処置について話すつもりはない。それはプライベートなことだ。私の仕事は、彼がいつ復帰できる可能性があるかを伝えることである」
「私はこのクラブにいる人々のプライバシーを尊重しなければならない。君たちも自分の医療処置が公の場で流されるのは嫌だろうし、選手も同じだ」と語り、現地メディアの質問に対して不満をのぞかせた。
なお、セルティックはダンディー・ユナイテッド戦を終えると、来月2日にレンジャーズとのダービーマッチに臨む。『グラスゴータイムズ』は古橋亨梧の欠場がほぼ確実であるとした上で、復帰まで数週間を要すると報じている。
コメントランキング