日本代表はFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選2試合を間近に控えている。その中、セルティックの専門サイト『67 HAIL HAIL』が25日、セルティックに所属するFW前田大然(24)に関連する森保一監督の起用法に疑問を投げかけた。
前田大然は横浜F・マリノス在籍時の2021シーズンにJ1リーグで23ゴールをマーク。川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)とともにJ1リーグ得点王に輝くと、昨年12月31日にセルティックへの買い取り義務付きレンタル移籍が正式決定していた。
そんな前田大然は年明けから全体トレーニングに合流してコンディション調整に務めると、17日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第21節・ハイバーニアン戦で先発出場。前半キックオフからわずか4分後、右サイドからのオーストラリア代表MFトム・ロギッチ(29)のクロスにゴール前であわせて先制ゴールをマークし、セルティックサポーターに興奮をもたらしている。
一方、これまでセルティックの前線をけん引していたFW古橋亨梧(27)が先月26日に行われた第20節・セント・ジョンストン戦でハムストリングを負傷。今回の日本代表メンバーから外れているほか、今週に入って手術を受ける可能性も取りざたされている。
その中、『67 HAIL HAIL』は古橋亨梧が不在の中、森保一監督が前田大然に対してスーパーサブとしての役割を期待していると主張。前田大然がJ1リーグ得点王のタイトルを獲得したにもかかわらず、指揮官はヴィッセル神戸所属のFW大迫勇也(31)の先発起用にこだわるという見解を示した。
なお、日本代表はここまでカタールW杯最終予選6試合を終えた段階で、グループB首位サウジアラビアから4ポイント差の2位につけているものの、3位オーストラリアとはわずか1ポイント差となっている。来月1日に強敵サウジアラビアとの直接対決を控える中、好調を維持する前田大然の起用法に注目が集まる。
コメントランキング