第100回全国高校サッカー選手権1回戦・流通経済大学付属柏高校vs近畿大学附属和歌山高校が29日にフクダ電子アリーナで行われ、PK戦の末に近大和歌山が2回戦進出を決めている。その中、流経大柏のDF田口空我のPKが物議を呼んでいる。
今大会の優勝候補の一角として評価の高かった流経大柏は、前半8分にMF小林恭太のゴールで幸先よく先制。しかし、近大和歌山の粘り強い守備を前に追加点を奪えずに苦戦すると、後半24分にロングカウンターからFW谷口金太郎に同点ゴールを許す。
その後、両者は一歩も譲らず、試合はPK戦に突入。流経大柏の1人目のキッカーであるMF渋谷諒太がセーブに遭うと、近大和歌山も5人目のキッカーであるMF平松由成がGKデューフエマニエル凛太朗に止められる。そして流経大柏は6人目のFW清水蒼太朗が枠を外すと、近大和歌山の6人目であるDF荒木宏心が決めて試合終了。流経大柏はPK戦の末に涙をのんでいる。
その中、SNSではPK戦でキッカーを担当した流経大柏DF田口空我の助走時間が長すぎることが話題に。審判の笛が吹かれてからペナルティスポットに置かれてあるボールを蹴るまで実に24秒もかかっており、「くそイラつく」、「ウザイ」という声が上がっている。
これに対して、流経大柏の一員として2018年に全国高校サッカー選手権準優勝を成し遂げ、現在阪南大学の1年生であるMF三好麟大は「これ俺らの代からずっとしてるからなんも違和感ないしこれを批判してる人の意味がわからん爆笑」と反論。さらにSNSユーザーとのやり取りでは「ルール守ってるしおかしいことなんか何もしてないのになー笑」とコメントを残している。
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