セルティックは今夏に明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸から日本代表FW古橋亨梧(26)を獲得しているが、横浜F・マリノスに所属するU24日本代表FW前田大然(24)を来年1月に獲得する可能性が伝えられている。その中、英紙『デイリー・レコード』は23日、前田大然のパフォーマンスを称えるとともに、セルティックで活躍する可能性を分析した。
前田大然は松本山雅でプロキャリアをスタートさせ、2019年夏にはプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCSマリティモへレンタル移籍。海外でのプレーをへて昨夏に横浜F・マリノスへ加入すると、今季はここまでJ1リーグで27試合に先発出場し、18ゴールをマーク。J1リーグの得点ランキングでトップに立つなど、チームの上位躍進に大きく貢献している。また、U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に臨むと3試合に途中出場。グループステージ最終節・フランス戦ではゴールを決めている。
アンジェ・ポステコグルー前監督や松永英機暫定監督、それにケビン・マスカット現監督のもとで劇的な飛躍を遂げている前田大然には、セルティック移籍が間近に迫っていると先週に現地の複数メディアが報道。くわえて、現在セルティックを率いるポステコグルー監督も「肯定も否定もしない。Jリーグは私がよく知っているリーグであることは間違いない。それはアドバンテージだ。ダイゼンを横浜F・マリノスに連れてきたのは私だから彼のことをよく知っている」と教え子と再会する可能性に言及していた。
その中、『デイリー・レコード』は前田大然セルティック移籍の噂に対して「キョウゴのように、セルティックサポーターはマエダの功績も愛するだろう」という見出しで同選手を紹介。「マエダが1月にセルティックに加われば、前線に(プレーの)スピードアップをもたらしてくれることは間違いない」とセルティックで戦力になれる可能性が十分にあると説明している。
くわえて、Jリーグが発表した1試合におけるスプリント回数のデータにも注目。ベスト10のうち8つが前田大然であることがセルティックでも大きな武器になると主張している。
古橋亨梧がゴールのみならず、オフザボールでの動きや守備面での貢献度でもセルティックサポーターから称賛を浴びているだけに、前田大然もセルティックで成功を収められるだけのクオリティが備わっていることは間違いなさそうだ。
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