RCDマヨルカに所属する日本代表MF久保建英(20)は、レアル・マドリード戦でのヒザを負傷したことにより戦列を離れている。そんな久保建英にレアル・マドリードの下部組織でプレーするMF中井卓大(17)が励ましのメッセージを送った。
久保建英は東京五輪男子サッカー競技の全日程終了直後にマヨルカへ1年レンタルにより加入。今季はここまでリーグ戦4試合で先発出場するなど、攻撃陣の中心選手としてルイス・ガルシア監督から確かな信頼を寄せられていた。その中、同選手は22日に迎えたラ・リーガ第6節・レアル・マドリード戦でも先発出場。0-2で迎えた25分に韓国人MFイ・ガンイン(20)のゴールを演出したものの、指揮官にヒザの違和感を訴えてハーフタイムで交代。試合後には松葉杖をつく姿が目撃されており、半月板損傷の可能性が報じられている。
同選手は23日に自身のインスタグラムアカウントを更新。「昨日の試合中のワンプレーで膝を怪我してしまい、少しの間チームを離れることになってしまいました。とても重要な時期にチームと代表の力になれないことはとても悔しいですが、今度はピッチ外から応援をしたいと思います。そして1日でも早く復帰をしてチームの力になれる様に今自分にできることを頑張ります」と投稿し、負傷離脱についてファンに報告していた。これに対して、現在レアル・マドリードの下部組織で頭角を現している中井卓大が「Mucho ánimo(頑張って)!」とメッセージを寄せているのだ。
なお、久保建英は今回の負傷離脱により、来月に控えるFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・サウジアラビア戦とオーストラリア戦の欠場が確実となっている。負傷離脱により苦境を迎えている同選手にとって、数年前からスペインの舞台で切磋琢磨してきた中井卓大からの励ましは大きな力になるはずだ。
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