元フランス代表FWエリック・カントナはマンチェスター・ユナイテッドの伝説的選手だ。現在は主に俳優として活動するカントナ氏がモウリーニョに関して言及している。24日、英紙『ザ・サン』が報じている。
カントナ氏は現役時代はユニフォームの襟をたて、素晴らしい技術をもちあまりにも激情的で激高しやすい選手として知られた。1992年から1997年までユナイテッドに所属していた同氏は4回のプレミアリーグ優勝を含む数々のタイトル獲得に大きく貢献した。
そのユナイテッドのクラブ史上屈指の”英雄”である同氏が現同クラブ監督のモウリーニョに対してBBCラジオの『トゥデイ・プログラム』で言及した。それは同監督の功績は認めるものの戦術面にたいしてかなりの辛口になっている。
「モウリーニョは守備的すぎる。あれはマンチェスター・ユナイテッドの哲学とは違う物だ」
「グアルディオラもモウリーニョも偉大な監督だ。ただ私は創造的で攻撃的なサッカーのほうがすきなんだ。それは私の現役時代のプレースタイルでもある」
ユナイテッドの最大のライバルであるマンチェスター・シティは現在プレミアリーグの首位を走り、同クラブとくらべて17点以上の得点数だ。
このことは、攻撃的な戦術を好むユナイテッドの英雄であるカントナ氏にとってかなり大きなジレンマだ。カントナ氏は同BBCラジオの他番組でこの件に関してさらにこう言明した。
「私はなぜユナイテッドが守備的な監督を選んだのかがわからない。私はモウリーニョを嫌いではないよ。でも”バルセロナ”風のプレーのほうがすきなんだ」
「私はグアルディオラの戦術のほうが好きだし、論理的にいって彼がユナイテッドの監督だったらよかったと思う。ただマンCの試合はみないよ。なんせマンCなんだから。でもグアルディオラの指揮するチームはみたい」
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