バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレは、かねてから今夏退団の可能性がささやかれている。その中、ユベントスが同選手の獲得にむけてオファーを提示したようだ。15日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
デンベレは2017年夏にブラジル代表FWネイマールの後釜としてボルシア・ドルトムントからバルセロナへ完全移籍により加入。移籍当初は度重なる負傷離脱により出場機会が限られ、周囲から批判を浴びていた。今季もラ・リーガで19試合、UEFAチャンピオンズリーグで4試合の先発出場にとどまるなど、レギュラー定着には至っていない。
デンベレとバルセロナの契約は来年6月までとなっているが、両者はまもなく契約延長にむけた交渉を開始する模様。しかし、パリ・サンジェルマン(PSG)が来夏に同選手のフリーによる獲得を狙っているほか、ユベントスは選手サイドに対して年俸900万ユーロ(約12億円)による5年契約を提示したようだ。
なお、デンベレの去就を巡っては、他クラブとの交渉を進めるために、あえたバルセロナとの契約延長交渉を長引かせているのではないかという声が周囲から上がっている。
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