明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は20日、新加入選手であるGKダン・バン・ラムがFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア2次予選兼AFCアジアカップ予選のベトナム代表に招集されたことを公式発表している。
ロシア系ベトナム人であるダン・バン・ラムは2019年2月にベトナムのハイフォンFCからムアントン・ユナイテッドへ加入。移籍1年目から正守護神に定着するなどタイ国内リーグで実績を残し、今年1月にセレッソ大阪への移籍が決定。ただ、先月下旬にチームへ合流したこともあり、ここまで公式戦での出場はない。
一方、ベトナム代表はグループGでマレーシア、タイ、UAE、インドネシアと対戦。ここまで5試合を終えて3勝2分としており、首位に立っている。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今年3月に予定されていた公式戦が延期。来月4日からおよそ2週間にわたってUAEで集中開催することが決まっており、ベトナム代表はインドネシア、マレーシア、UAEと対戦する。
ダン・バン・ラムはベトナム代表選出について「ベトナム代表に選ばれたことをとても嬉しく思います。いつ呼ばれてもとても特別な思いと責任感を感じます。ベトナムは大事な試合が3試合あります。ベトナム人の思いに応えられるよう頑張ります」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語った。
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