ラ・リーガ レアル・マドリード

CL8強入りのレアル、ジダン監督の来季続投は既定路線か。契約延長交渉は…

ジネディーヌ・ジダン 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は今季終了後までに解任される可能性がささやかれていたが、来季も指揮を執るようだ。21日、スペイン紙『スポルト』が伝えている。

 ジダン監督とレアル・マドリードの現行契約は2022年6月までとなっているが同監督の去就を巡っては、今冬にコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)やスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペインスーパーカップ)で敗退したことにくわえて、ラ・リーガで首位を走るアトレティコ・マドリードに一時期10ポイント差を付けられたことにより、周囲では監督交代を行うかもしれないという見方が広まっていた。

 しかし、レアル・マドリードは負傷者が続出する中でも先月に行われた公式戦をすべて勝利で終えると、先週なかばに開催されたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のアタランタ戦2ndレグで勝利し準々決勝進出を決めている。

 クラブ首脳陣は起用可能な選手が限られる中でのジダン監督の采配を高く評価しており来季続投が既定路線となっているほか、今夏以降に契約延長にむけた交渉を開始するものとみられる。

 なお、レアル・マドリードはインターナショナルマッチウィーク直前のラ・リーガ第28節・セルタ・デ・ビーゴ戦で勝利したことにより勝ち点60に到達。首位アトレティコ・マドリードとの勝ち点差を6にまで縮めている。また、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝ではリバプールと対戦することが決まっている。