バルセロナは今夏にパリ・サンジェルマン(PSG)のスペイン人DFフアン・ベルナトの獲得に動くかもしれない。19日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
バレンシアの下部組織出身であるベルナトは2014年夏にバイエルン・ミュンヘンへ移籍するとブンデスリーガをはじめ多くのタイトル獲得に貢献。2018年夏にはPSGへ完全移籍により加入すると、移籍1年目に公式戦39試合に出場しリーグアンのタイトルを手に入れている。
しかし同選手は昨年9月に左ヒザの前十字じん帯断裂という大怪我を負っており、現在も戦列を離れている。また、PSGとの契約期間は今年6月に満了を迎えるが、クラブ首脳陣は選手サイドに契約延長を打診するかどうか決めかねているものとみられる。
一方、バルセロナは今週なかばに行われたUEFAチャンピオンズリーグのベスト16・PSG戦の1stレグで1-4と完敗。周囲からは守備陣のクオリティを疑問視する声が上がっているほか、今季終了後に一部メンバーの入れ替えを行う可能性がささやかれている。その中でバルセロナはラ・リーガの舞台を経験しているベルナトの動向を注視しており、今夏にフリーでの獲得を狙っているようだ。ロナルド・クーマン監督のもとで今季無冠に終わる可能性が高い中、クラブ首脳陣はすでに来季の構想を描いているはずだ。
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