リバプールはオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの後釜としてウディネーゼに所属するアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルの獲得に動くかもしれない。15日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
今年6月で現行契約が満了を迎えるワイナルドゥムの去就を巡っては、年俸面において選手サイドとクラブ首脳陣の間で考えに乖離があることから現時点で契約延長の動きはない。また、一部では前オランダ代表監督のロナルド・クーマン氏が指揮を執るバルセロナへ移籍する可能性もささやかれている。
その中、リバプールはワイナルドゥムの退団に備えてデ・パウルの動向を注視している模様。同選手は2016年夏にバレンシアからウディネーゼに加わると、移籍1年目から公式戦33試合に先発出場して主力に定着し、中盤や前線に近いポジションでチームをけん引する存在に成長。今季もここまでリーグ戦全16試合でフル出場を果たしているほか、うち11試合ではキャプテンマークを巻いている。
ただ、2024年6月まで契約期間を残しているデ・パウルを巡ってはインテルやユベントスなど複数のイタリア国内クラブが関心を寄せているほか、ウディネーゼは4000万ユーロ(約50億円)以下のオファーを却下するものとみられる。自身のキャリアにおいて最盛期を迎えているデ・パウルだが、今季終了後にどのような決断を下すのか注目が集まる。
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