バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが代表チームの中心的存在であるのは周知の事実だ。しかし同選手の代表での位置に対してある批判的な疑惑が報じられた。そしてメッシはこの報道を全面的に否定している。8日、英紙『ザ・サン』そしてイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など多数メディアが報じている。
メッシは10月10日のワールドカップ南米予選最終節エクアドル戦でハットトリックをきめ3-1の勝利に貢献している。出場が危ぶまれていたアルゼンチンはこの勝利により何とか出場権を獲得している。
このように同選手が代表チームでも英雄的存在であることは間違いない。しかし代表内でのそのあまりにも大きな重要性からなのか、同選手が代表メンバー選考に干渉しているとの噂が出ていた。メッシはこれを『TyC スポーツ』のインタビューで全面的に否定している。
「(過去に)イカルディ召集を僕が拒否していたなんていう報道があるらしいね。でも僕にそんな権限はないよ」
「ここにいるのは凄い選手たちなんだ。メッシの友達だから代表に召集されているだなんていうのは彼らにとって本当に失礼だ。それに僕が代表チームを指揮しているわけじゃない」
そして代表から遠ざかっているユベントスFWのゴンサロ・イグアインに関してふれた。彼が一部の代表ファンの間で2014年ワールドカップ決勝敗退の”戦犯”になっている件だ。
「(敗退は)つらかったよ。みんなにとってもそうだと思うけど。ピピータ(イグアインの愛称)は決定機を生かすことができなかった。だから彼は戦犯に仕立て上げられてしまったんだ。僕達代表チームは僕達に対するとんでもない批判に慣れてしまったよ」
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