強敵チェルシー撃破に、ローマ指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏への信頼とクラブへの評価が高まっているようだ。1日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』を始め、各イタリアメディアが伝えている。
10月31日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節でチェルシーに3-0と快勝したローマ。FWステファン・エル・シャーラウィの2得点含む3発で強豪を破った同クラブは、グループDで首位に躍り出ている。
ディ・フランチェスコ監督が指揮するローマは、リーグ戦で成績が振るわず首位争いから一歩後退。ファンからは、同監督に対し懐疑的な声が上がっていた。
しかしチェルシー戦で好采配を揮ったディ・フランチェスコ監督の評価は一変。ファンのSNSでは、これまでの悪評を「償わなければいけない」というようなコメントが寄せられた。
試合後ディ・フランチェスコ監督は、「我々は成長過程にあるし、この試合を出発地点にしなければいけない」とローマが本当の力を発揮するのはこれからだと気概を示している。
この日試合を観戦したフランチェスコ・トッティ氏は「素晴らしいパフォーマンス、素晴らしい夜、素晴らしいローマ!」と歓喜の声を自身のSNSで投稿。ローマに賛辞を贈っている。さらに選手たちは「全員で得た勝利」と、団結した上での勝ち星であると喜びを明かている。
ローマは、5日にフィオレンティーナ、18日にはラツィオとのローマ・ダービーを控える。CLという大舞台での勝利をきっかけに新たな船出となるだろうか。
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