セリエAクラブの中でいち早く長期的な戦略を施き、ここ数シーズンのイタリア国内の覇権を握っているユベントス。
同クラブの特徴とも言えるのが、フリーで選手を獲得する点だ。これにより、限られた資金の中でも効果的な補強を行うことができている。
今回は、そんなユベントスがフリーで獲得した選手たちで組んだベストイレブンをご紹介する。
ジャンルイジ・ブッフォン
ポジション:GK
クラブの象徴として長期間にわたって守護神を務めたブッフォンは2018年夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンへと移籍。翌年にフリーでユベントスに復帰している。今シーズンはリーグ戦7試合に出場し、1つのクリーンシートを記録している。
ダニエウ・アウベス
ポジション:RB
2015/2016シーズンいっぱいでバルセロナとの契約を満了したアウベス。ユベントスはフリーの同選手を移籍金0で獲得することに成功する。1年で退団したものの、チャンピオンズリーグ(CL)の重要な局面でゴールを記録するなど存在感を発揮した。
ルッシオ
ポジション:CB
バイエルン・ミュンヘン、インテルでの活躍から世界的CBとして評価されることになったルッシオ。2012年にインテルとの契約を解消した同選手をユベントスが獲得した。しかし、出場機会をほとんど得ることができず、シーズン途中の12月に契約を解除している。
ファビオ・カンナバーロ
ポジション:CB
クラブの中心選手として活躍しカンナバーロは、2006年にレアル・マドリードへと移籍。そして、2009年にフリーでユベントスに復帰している。ただ、移籍前のようなパフォーマンスを見せることはできず、1年で退団している。
フェデリコ・バルザレッティ
ポジション:LB
2005年にトリノが破産したことでフリーとなったバルザレッティ。同選手を獲得したのがユベントスだった。移籍当初こそベンチを温める時間が長かったが、シーズン途中からはファビオ・カペッロ監督の信頼を勝ち取った。しかし、トリノのサポーターからはライバルクラブへの加入を厳しく批判され続けた。
サミ・ケディラ
ポジション:MF
2015年にレアル・マドリードとの契約を満了したケディラ。ユベントスは同選手を4年契約で獲得することに成功した。マッシミリアーノ・アッレグリ前監督の下で重宝されたケディラだ。32歳となった今シーズンも、リーグ戦12試合に出場している。
ポール・ポグバ
ポジション:MF
数多くの選手をフリーで獲得しているユベントスだが、最も成功した補強と言えるのがポグバの獲得だろう。マンチェスター・ユナイテッでくすぶっていた19歳のポグバをフリーで獲得し、その後100億を優に超える金額でユナイテッドに売却している。
アンドレア・ピルロ
ポジション:CMF
ミランで数多くの成功を収めたピルロは、10年間を過ごした同クラブを2011年に退団。ユベントスがフリーの同選手を獲得した。移籍後はクラウディオ・マルキジオ、アルトゥーロ・ビダルともに中盤を構成。チームの中心選手として活躍した。
アーロン・ラムジー
ポジション:MF
アーセナルでプレーすることへのモチベーションを失っていたラムジー。2019年2月に、クラブとの契約を満了するシーズン終了後にユベントスへ移籍することを発表した。ただ、ライバル選手が多数在籍するチームの中で、今シーズンはリーグ戦9試合の出場にとどまっている。
キングスレイ・コマン
ポジション:FW
パリ・サンジェルマンとのプロ選手としての契約締結を拒否し、2014年に同クラブを退団したコマン。ユベントスはその年の夏の移籍市場でコマンを獲得することに成功する。ユベントスではクラブの史上最年少外国人選手デビュー記録を更新している。
ルカ・トーニ
ポジション:FW
2009/2010シーズン終了後にジェノアへ移籍したトーニ。しかし、2010/2011シーズン途中に契約を解除。ユベントスにフリーで加入している。しかし、アントニオ・コンテ監督の下で構想外となり、目立った活躍を見せることはできなかった。
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