莫大な資金力を背景に、大金を費やしてスター選手を獲得してきたマンチェスター・ユナイテッド。しかし、アレクシス・サンチェスなどを筆頭に、支払った金額に対して割に合わないパフォーマンスを見せている選手が多いのも事実だ。そこで今回は、低コストでユナイテッドが抱える問題を解決できる3人の選手をご紹介する。
トビー・アルデルベイレルト
クラブ:トッテナム・ホットスパー
推定移籍金:2500万ポンド(約36億4000万円)
アルデルベイレルトは過小評価気味な選手の1人と言えるだろう。CB、SBのどちらでもプレー可能であり、攻撃の局面でも自身の存在意義を示すことのできる選手だ。
しかし、彼に設定された契約解除金は2500万ポンド。破格といえる額だろう。状況に応じて自身を適応させる能力を持ち、セットプレーでも仕事を果たせるアルデルベイレルトを獲得できれば、ユナイテッドにとって良い補強になるだろう。
トーマス・ムニエ
クラブ:パリ・サンジェルマン
推定移籍金:2000万ポンド(約29億1000万円)
今シーズンはダニエウ・アウベスの陰に隠れ、充実したシーズンを過ごしているとは言えないムニエ。ただ、アシュリー・ヤングのパフォーマンスをレベルを考えると、ユナイテッドにとっては必要な人材だ。
ヤングと同じくウィンガー出身のムニエは攻撃時に真価を発揮する。もちろんSBに必要な攻撃参加のタイミングや質はもちろんのこと、元ウィンガーなだけあって、足元の技術が高い。相手がセットした状態で様々な選択肢をチームメイトに与えることができる。今のユナイテッドにもってこいの選手だ。
ガレス・ベイル
クラブ:レアル・マドリード
推定レンタル料:500万ポンド(約7億2000万円)
ベイルを完全移籍で獲得しようと思えば、それなりの費用が掛かるだろう。しかし、レンタルなら話は変わってくるようだ。英紙『ミラー』によれば、年間500万ポンド(約7億2000万円)でベイルをレンタルで獲得できるようだ。
仮にユナイテッドがレンタルでベイルを獲得できれば、1年間は右ウィングの問題を解決することができる。500万ポンドで問題解決に向けた猶予を1年間伸ばせると考えればお買い得だ。ベイルが参加するカウンターは強烈で、チームとしての決まり事を決めれば守備もしっかりと行う。良い買い物になるはずだ。
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