トッテナム・ホットスパーのイングランド代表FWハリー・ケインは今季残り公式戦全試合を欠場する可能性があるようだ。現地時間9日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
ケインは同日トッテナム・ホットスパースタジアムで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ・マンチェスター・シティ戦で先発出場を果たし再三にわたりゴールに迫っていた。
しかし0-0で迎えた56分、同選手はDFファビアン・デルフのクリアを防ごうとした際に両選手が激しくぶつかると、このプレーでケインは左足を負傷。メディカルスタッフに付き添われながらピッチを後にしていた。
トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は試合後の会見において「我々にとって心配なことだ。おそらく我々は今シーズンの残り期間において彼を失うことになるだろう」と語っており、ケインが今季中に復帰することは厳しいという見方を示している。
また同監督は「我々は彼の怪我が深刻なものでないことを願う。ただリカバーするためにそこまで多くの時間は残されていない。彼は足首を痛めたので、数時間後にどのような症状が見られるのか観察する」とコメントを残している。
なおケインは今年1月13日に行われたプレミアリーグ第22節・マンチェスター・ユナイテッド戦でも左足首を負傷しており、ポチェッティーノ監督も今回のシティ戦で抱えた負傷は同様のものであるという見解を示している。
新スタジアムで強豪シティ相手に1-0と勝利を収めたものの、絶対的ストライカー不在でシーズン残りを戦うことにあると大幅な戦力ダウンになることは確実だ。
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