
アヤックス所属の日本代表DF冨安健洋とDF板倉滉は、FIFAワールドカップ北中米大会を控えるなか、いずれも2026年夏での退団が濃厚とみられている。オランダ『フットボールトランスファー』が6日に伝えた内容は、両選手に対するクラブ側の扱いを赤裸々に示すものだ。
ジョルディ・クライフ監督は、余剰戦力の整理を急務としている。その手段として浮上しているのが、昨年夏に実施された「第二のロッカールーム」方式の復活だ。トップチームの構想外と判断された選手を別グループに隔離し、場合によってはヨング・アヤックスでのトレーニングを強いるというもの。昨夏はこの措置を経て多くの選手がレンタルや完全移籍でクラブを去った。同じシナリオが今夏も繰り返される、と同メディアは断言している。
同メディアは、冨安について「プレシーズンでは、当面チームに加わらない見込み。ヨング・アヤックス行きの可能性がある」と伝えている。そして板倉については「プレシーズン中、あるいはそれ以前に退団する可能性がある」とより踏み込んだ表現が使われており、事実上の戦力外通告に近い。移籍先が見つからなければ、両者が「別グループ」あるいはヨング・アヤックスでの練習を強いられる事態も、現実的な選択肢である。
『フットボールトランスファー』が名指しした放出候補は両選手だけではない。ジンチェンコ、ウェグホルスト、ワインダル、エドヴァルドセンらに加え、レンタルから復帰する選手も多数が構想外となる見通し。クライフが早急なスカッド整理を迫られているのは間違いなく、その優先順位の中に日本代表の主力2人が含まれているという事実は重い。
板倉は昨季、ブンデスリーガ所属ボルシアMGで主力センターバックとして活躍。ただアヤックス1年目の今季は、一時本職ではないアンカーでの起用を強いられると、オランダ『VI』は「プレータイム不足を理由にアヤックスで不満を抱いている」「自身の起用法を巡り、監督に意見をぶつけた」と報道。監督やフロントとの対立が表面化している。
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