
竹内涼
2人目は、今シーズンでプロ18年目を迎えるMF竹内涼。浜松開誠館中学校(静岡県)から同高校を経て、2009シーズンに清水エスパルスでプロキャリアをスタートさせた。主戦場はボランチ。守備では持ち前の球際の強さでボールを刈り取り、攻撃面でも長短を織り交ぜた正確なパスでリズムを生み出すことができる。
プロ入り後は3年目まで出場機会に恵まれなかったが、2012シーズンに当時J2のギラヴァンツ北九州へ期限付き移籍。30試合3ゴールを記録し、大きな自信を掴んだ。復帰後は清水で11シーズンにわたり主力として活躍し、2018シーズンからは3年連続でキャプテンも務めていた。
2024シーズンからは岡山に完全移籍。加入初年度からキャプテンを任され、J2リーグ22試合に出場。攻守両面で中盤を支え、クラブ初のJ1昇格に大きく貢献した。
しかし、クラブ初のJ1挑戦となった昨シーズンは、MF田部井涼やMF藤田息吹らが主力として台頭。チームがJ1残留を果たす一方で、竹内はリーグ11試合の出場にとどまり、いずれも途中出場。総出場時間も151分と、出場機会は大きく減少した。
今シーズンもキャプテンを務めているが、百年構想リーグではここまでベンチ入りすら果たせていない。持ち前のキャプテンシーや振る舞いが若手選手に良い影響を与えており、他クラブからの関心が高まる可能性もある。
このままピッチに立つ機会を掴めなければ、2026/27シーズンを前に岡山を離れる可能性も否定できない。
末吉塁
3人目は、2024シーズンのJ1昇格プレーオフ決勝で決勝弾を叩き込んだMF末吉塁。初芝橋本高校(和歌山県)から大阪体育大学を経て、2019シーズンにモンテディオ山形でプロキャリアをスタートさせた。主戦場はウイングバック。持ち前のスピードを武器にサイドを一気に駆け上がるプレースタイルが特徴で、2020シーズンにはJ2リーグ31試合1ゴールを記録している。
その後はジェフユナイテッド千葉で2シーズン半プレーし、通算60試合1ゴール3アシストを記録。2023年からは岡山に加入し、昨シーズンまでの2シーズン半でJ2リーグ48試合1ゴール1アシスト、さらにJ1リーグでも6試合に出場している。
しかし、昨シーズンは出場機会が減少するなど、チーム内での序列は低下傾向にある。今シーズンは同ポジションのMF白井康介が百年構想リーグで結果を残しており、ポジション争いは激化している状況だ。末吉としても、このまま定位置を明け渡すわけにはいかない。今後のパフォーマンス次第では、立場がさらに厳しくなる可能性もある。
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