
フィリップ・ウレモヴィッチ
3人目は、元クロアチア代表のDFフィリップ・ウレモヴィッチ。CBとして屈強なフィジカルを武器にプレーするセンターバックだ。クロアチア国内の名門である国立ザグレブ大学の経済学部を卒業後、HNKツィバリアでプロキャリアをスタート。その後はディナモ・ザグレブⅡをはじめ、スロベニアやロシアのクラブでプレーし、対人の強さを生かして守備の要として存在感を発揮した。
その活躍が評価され、2020年9月4日にUEFAネーションズリーグのフランス代表戦でクロアチア代表デビューを飾っている。その後はイングランドのシェフィールド・ユナイテッドやドイツのヘルタ・ベルリン、母国のHNKハイドゥク・スプリトと欧州各国で経験を重ね、昨夏に川崎フロンターレへ加入した。
昨シーズンは途中加入ながらJ1リーグ11試合に出場。しかし、今シーズンはここまで出場機会がなく、厳しい状況が続いている。このまま出場機会を得られなければ、シーズン終了後の退団は現実的な選択肢となりそうだ。
ラザル・ロマニッチ
4人目は、セルビアU-18、U-19代表歴を持つFWラザル・ロマニッチ。セルビアのレッドスター・ベオグラードの下部組織出身で、2017年の冬にトップチームに昇格し、プロキャリアをスタートさせた。しかし、同クラブでは出場機会を得られず、その後は国内クラブへの期限付き移籍を経験。さらにPASラミア1964で5シーズンにわたってプレーするなど、欧州でキャリアを重ねた。2023年以降は母国セルビアの複数クラブを渡り歩き、昨年8月に川崎フロンターレへ完全移籍で加入している。
前線でボールを収めて攻撃の起点となれるほか、左右両足から放たれる強烈なシュートや打点の高いヘディングが持ち味だ。しかし、昨シーズンは8試合2ゴールにとどまり、期待に見合う結果を残せたとは言い難い。百年構想リーグでも6試合無得点と、物足りない状況が続いている。新シーズン移行前までに明確な結果を示せなければ、早い段階でチームを離れる可能性も十分に考えられる。
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