
サンフレッチェ広島のバルトシュ・ガウル監督が、14日開催のJ1リーグ・ガンバ大阪戦を前にJリーグ挑戦に至った経緯を説明。広島前指揮官であり、ヴィッセル神戸率いるミヒャエル・スキッベ監督にも言及している。
ガウル監督は海外メディア『Absolut Fussball』のインタビューに対応。広島の指揮官就任に至った理由を訊かれると、「このスポーツの魅力は予測不能なところです」と前置きした上で、こう述べている。
「ポーランドでの経験を経て、RBライプツィヒでは育成部門のコーディネーターとして、ピッチを離れた新たな役割に挑戦しました。それは非常に刺激的でしたが、やがて再び現場に戻りたいという思いが強くなったのです。そんな時、代理人を通じて広島から最初の打診が届きました」
「その後の交渉は迅速に進みました。オンラインでの打ち合わせを経て、クラブ関係者がドイツまで訪れ、直接面談を行った。さらに私自身も日本を訪れ、短期間で多くの点が自分に合っていると感じました」
「これまでのキャリアで最もプロフェッショナルな話し合いでした。データを用いて、私のサッカー哲学がクラブの求めるものと一致しているか確認していました。ルーカス・ポドルスキが当時の私のチームでどのように機能していたかまで研究していました。非常に感銘を受けました」
また、注目されるのが前任者との関係性だ。ガウル監督は、2025シーズンまで広島を率いたスキッベ氏と就任前に接触しなかった理由について、「彼とはあえて事前に連絡を取らなかった。自分自身の目で状況を把握したかったからです。神戸戦で顔を合わせる際に意見交換する予定です」と述べている。
クラブの伝統や哲学を重んじつつも、自らの視点で現状を見極める姿勢は、指揮官としてのスタンスを象徴しているといえるだろう。データ分析と育成重視の思想を背景に、ガウル監督は広島の新たなスタイル構築に着手している。
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