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宇佐美貴史は「私にとって…」ガンバ大阪ウィッシング監督が明かした裏側とは

宇佐美貴史 写真:アフロスポーツ

 ガンバ大阪のイェンス・ウィッシング監督が、チーム作りの裏側や選手とのコミュニケーションについて語った。ドイツメディア『Transfermarkt』のインタビューの中で、同監督はクラブの中心選手である元日本代表FW宇佐美貴史の存在にも言及している。

 ウィッシング監督は、自身のサッカー観について「監督の戦術は、その人物の個性に合っているべきだ」と説明。自らが責任を持ってチームを形作るタイプだとした上で、勇気を持ってボールを握り、試合を主体的にコントロールするスタイルを目指していると明かした。ピッチ上で主導権を握る姿勢を重視し、積極的なプレーを志向するチーム作りを進めているという。

 また、戦術そのもの以上に重要だと強調したのが、指導者としての「伝える力」だ。どのようにすれば選手にコンセプトを明確に理解させられるのか、どのようなトレーニング形式が原則の理解を深めるのかを重視していると語る。最終的な目標としては、試合のあらゆる局面で選手が自ら判断し、それぞれが自分の役割を理解してプレーできるチームの構築を掲げている。

 現在、チーム内のコミュニケーションは主に英語で行われており、必要に応じて通訳がサポートしているという。ウィッシング監督は、G大阪所属の日本人選手について学習意欲が高く、新しい知識に対して前向きだと感じている模様。練習では基礎的な原則を身につけることを重視し、反復を意識したトレーニングを取り入れているという。

 そんなウィッシング監督は選手との意思疎通を深めるため、少人数でのミーティングを行うことも多いという。こうした取り組みの中で、チーム内に頼れる存在がいることも明かしている。

 「私のチームには、このクラブを長く知っている上、流暢なドイツ語を話す宇佐美貴史がいる。彼も私にとって重要な相談相手だ」

 クラブを長く知るベテランであり、言語面でも橋渡し役を担える宇佐美の存在は、ドイツ人指揮官にとって大きな支えとなっているようだ。新体制の下でガンバ大阪がどのような進化を見せるのか、今後の戦いにも注目が集まる。