
柏レイソル、名古屋グランパス、ヴェルディ川崎元監督のネルシーニョ氏が、ヴィッセル神戸指揮時を回顧。元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキやスペイン代表OBのアンドレス・イニエスタ氏などスター選手を指導したが、このうちポドルスキの”エゴの強さ”に不満を抱いていたという。
日本人選手の情報に詳しい海外メディア『Jリーグインサイダー』のYouTubeチャンネルでは、6日にネルシーニョ氏との対談動画が公開。神戸で指導したスター選手について語る中で、同氏はポドルスキの振る舞いに苦言を呈した。
ネルシーニョ氏は「ポドルスキは期待したような選手ではなかった。とにかく文句が多かった」とコメント。ピッチ上で味方に不満をぶつける場面も多かったという。
具体例として「誰かがペナルティーエリア手前からシュートを打ち、GKに止められたり外れたりすると、『俺にパスを出せよ』と怒る」と説明。「正直なところ、彼は何も助けてくれなかった。ゴールは何度か決めたが、それは個人の力によるもので、チームを助けたとは言えない」と厳しく評した。
このポドルスキの振る舞いにいら立ちを募らせていたネルシーニョ氏は、三木谷会長に対して「連れてくるべきは、日本に戻ることが可能な日本人選手だ。欧州にいる日本人選手を連れて来て」と要望。本人は「三木谷会長は実行に移し始めた」と語っているが、この流れで同会長はイニエスタの獲得を検討し始めたという。
ポドルスキはドイツ代表の主力として長く活躍したストライカーであり、2014年にはFIFAワールドカップ・ブラジル大会優勝に貢献。バイエルン・ミュンヘン、アーセナル、インテルなど欧州の名門でプレーし、世界的な知名度を誇る。
2017年夏に神戸へ加入したポドルスキは、イニエスタらとともにチームの象徴的存在として注目を集めた。ただ、ネルシーニョ氏の証言からは、スター選手を抱えたロッカールームの難しさもうかがえる。
華々しい実績を持つポドルスキだが、日本での評価は必ずしも一枚岩ではなかったようだ。名将の回顧は、神戸のスター軍団の舞台裏に新たな光を当てている。
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