Jリーグ ジュビロ磐田

流通経済大学サッカー部の処分に反発!ジュビロ磐田OB、連帯責任論に「もう古いのでは」

ジュビロ磐田 写真:アフロスポーツ

 複数部員による違法薬物使用の疑いが判明し、無期限活動停止となった流通経済大学サッカー部の問題を巡り、サッカー界OBが「連帯責任」の在り方に疑問を投げかけた。

 大学は緊急会見を開き、寮内で違法薬物を使用した疑いのある部員5人について警察の捜査に全面協力していると説明。サッカー部は無期限活動停止、監督も職務停止となった。該当部員らは使用を認める発言をしているとされるが、物質の特定については捜査中としている。

 こうした中、かつてジュビロ磐田、ロアッソ熊本、U20日本代表などでプレーしたカレン・ロバートが自身のXを更新。今回の処分に関連して、連帯責任の考え方について私見を述べた。

 同氏は「罪を犯した選手たちだけ罪を償ってもらうではダメなのかな?といつも思ってしまう」と投稿。違反行為に関与していない選手まで活動停止の影響を受ける可能性に言及し、「何も知らなかった選手からサッカーを一時的とはいえ取り上げて未来を奪ってしまう可能性は十分にある」と懸念を示した。日本社会には連帯責任の文化が根強く存在するとしつつ、「僕が若い時は当たり前だったけど、もう古いのでは?と思ってしまう」とも記している。

 大学スポーツにおいては、不祥事が発生した場合、組織全体で責任を共有する形の処分が下されるケースも少なくない。一方で、個人責任を原則とすべきだという議論もあり、今回の問題は改めて処分の在り方を問いかける形となった。

 現時点で捜査は継続中であり、大学は事実関係が明らかになり次第、厳正に対処するとしている。伝統ある強豪校で起きた今回の事案は、違法薬物問題そのものだけでなく、部活動における責任の範囲や処分の妥当性というテーマにも波紋を広げている。