
モナコ所属の日本代表MF南野拓実は現在、左膝前十字靱帯断裂の重傷で離脱中。FIFAワールドカップ北中米大会に間に合う可能性が取りざたされているが、日本代表でチームメイトのFW伊東純也(ヘンク)が、同選手の素顔に言及。日本代表に必要不可欠な存在であるとみられる。
インターネット動画配信サービス『DAZN』の制作番組「内田篤人のフットボールタイム」には、過去に伊東が出演。日本代表OBである内田氏とトークを繰り広げるなか、話題が日本代表のチームメイトに及ぶと、同選手は「日本代表で一番面白い選手」に南野の名前を挙げ、「彼はクールに見えて、代表チームの中で一番面白い。話が面白いし、ワードとか。『逃げないよー』とか。飯行くときもあるけど、『行こう、行こう』で終わる時の方が多い」と語っている。
森保ジャパンのムードメーカーだと、DF長友佑都(FC東京)のイメージが強いかもしれないが、伊東の話を踏まえると、南野は自身のトーク術でチームの雰囲気を明るくしているとみられる。攻撃的ミッドフィルダーとして卓越したテクニックを兼ね備えており、これまでの国際Aマッチで何度も存在感を発揮しているだけに、コンディションが万全でなく、プレー時間が限定される状況でもW杯日本代表に招集すべきという見方は一定数存在するようだ。
南野は2025年12月21日に行われたフランス国内カップ戦で負傷交代。左膝前十字靭帯断裂と診断され、2025/26シーズン中の復帰は絶望的とみられる。しかし、現地メディア『Get French Football』によると、モナコのセバスチャン・ポコニョーリ監督は「彼はシーズン終了後、別の大会(W杯)に出場できる希望がある」とコメント。わずかながらも大舞台でプレーする可能性があることを示唆した。
南野の状況は、日本代表の編成方針そのものを問うテーマとなっている。コンディションの不安は明白であり、実戦勘の不足も否めない。しかし、国際舞台での実績や攻撃面での創造性、さらにはチームの雰囲気を高める精神的影響力を踏まえれば、その存在価値は依然として大きい。
最終的な判断は復帰時期と状態次第であるが、森保ジャパンにとって南野が戦力であるか否かは、単なるフィジカルの問題ではなく、総合的なチームバランスの観点から検討されるべき課題である。
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