Jリーグ ジェフユナイテッド市原・千葉

ジェフ千葉、移籍金2億円の一部巡り法廷闘争…サウダーニャの支払い要求をFIFA棄却

ジェフユナイテッド千葉 写真:アフロスポーツ

 J1百年構想リーグを戦っているジェフユナイテッド千葉は、かつてブラジル人FWマテウス・サウダーニャをセルビア1部パルチザンへ放出。完全移籍への移行により、2億円規模の移籍金を受け取ったとされているが、選手側と移籍金付随費用を巡り、法廷闘争していたという。

 FIFA(国際サッカー連盟)が公表している資料によると、選手側はパルチザンへ完全移籍した際に生じた移籍金の5%を支払うよう雇用契約の条項に基づき主張。しかし、FIFA側は契約書の文言が不明瞭かつ曖昧であり、将来の移籍金に対する具体的な権利を証明する証拠が不十分であり、千葉に支払いの義務がないと判断。選手側が立証責任を果たせなかったとして、FIFAは選手の請求を完全に棄却したという。

 サウダーニャは、2021年1月にブラジル1部ECバイーアから千葉へ移籍。千葉でレギュラーに定着できず、中国1部・成都銭宝やアゼルバイジャン1部ネフチ・バクーへ期限付き移籍していた。しかし、2023年夏にパルチザンへ期限付き移籍すると、移籍先でゴールを量産。セルビア1部リーグの2023/24シーズン前半戦のみで2桁ゴールを挙げると、2023年12月に完全移籍へ移行している。

 ブラジルメディア『グローボ』によると、パルチザンから千葉に支払われる移籍金額は130万ユーロ(約2億円)。選手側は千葉に対して6万5,000ユーロの支払いを求めていたとみられる。

 なお、サウダーニャは一時トルコ1部フェネルバフチェ移籍の可能性が取りざたされたものの、2024年9月にハンガリー1部フェレンツヴァーロシュへ移籍。2025年夏から中東でプレーしており、現在はUAE1部シャールジャFCに所属。かつて鹿島アントラーズに在籍していたFWカイオのチームメイトである。