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冨安健洋が右サイドでより多くの出場時間を得る予定だった、関係者から聞いた話では…

ジンチェンコ(左)冨安健洋(右)写真:アフロスポーツ

 日本代表のDF板倉滉とDF冨安健洋が所属するオランダ1部エールディビジのアヤックス・アムステルダムは、現地2月14日に開催されたフォルトゥナ・シッタート戦(4-1)に大差で勝利したが、今冬の移籍市場終盤にアヤックスへ加入したサイドバックのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコが重度の膝の負傷で離脱した。

 オランダメディア『Ajax1』は、同国メディア『Algemeen Dagblad』が制作しているサッカー専門のポッドキャスト番組『AD Voetbalpodcast』でヨハン・イナン記者が語った内容として、「アヤックス関係者から聞いた話では、ジンチェンコは加入時に本当にやる気に満ちていた。これからの半年間を非常に楽しみにしていた。若手選手をすぐに引き連れていた」と報じた。

 同記者は「アヤックスは経験豊富なボランチの獲得を望んでいたが実現しなかった。しかしジンチェンコがそのリーダー役を本当に担っていた」と述べた。

 また「冨安が右サイドでより多くの出場時間を得る予定だった。そうなれば内側でプレーできる2人(冨安とジンチェンコ)のサイドバックを並べることができた。指示やリーダーシップの面で多くを補うことができた」と語った。

 さらに同記者は「フォルトゥナ戦のキックオフ前から、ジンチェンコが指示を出し、チームメートを鼓舞している姿が見えた」と振り返った。そして「アヤックスにとってこれは本当に強烈な一撃だ。結局は左サイドはDFオーウェン・ワインダルに戻ることになるが、冨安もリズムを取り戻せばそのサイドでプレーできる。しかしジンチェンコ離脱は大きな誤算だ」と述べた。

 同記者はジンチェンコをアヤックスにとって最も重要な冬の補強と位置付け、「最初の10日間で、これはまさに探していた存在だと感じていた。誰もが彼に魅了されていた」と締めくくった。