Jリーグ 福島ユナイテッドFC

岡田優希が語る福島の課題と手応え、キングカズからの学び【現地取材】

岡田優希 写真:Yusuke Sueyoshi

明治安田J3リーグの福島ユナイテッドは、2月1日から13日まで千葉県の重兵衛スポーツフィールド中台陸上競技場で成田キャンプを行っている。

キャンプ期間中の11日には、気温6℃で雨が降りしきる厳しいコンディションのなか、トレーニングを敢行。15日に福島県のハワイアンズスタジアムいわきで行われる明治安田J2・J3百年構想リーグ第2節いわきFC戦に向け、調整を進めた。

ここでは、練習後に行われた新加入MF岡田優希の囲み取材の模様とコメントを紹介する。


「自分たちのミスを突かれてしまった」

ヴァンフォーレ甲府との開幕節は、FW三浦知良のスタメン出場もあり独特の雰囲気のなかでキックオフを迎えた。試合はいきなり動く。3分、甲府DF小出悠太のサイドチェンジからFW藤井一志がゴール前でFW三平和司へパスを送る。これを三平が冷静に流し込み、甲府が早々に先制した。

立ち上がりは甲府に主導権を握られた福島だが、楔のパスや相手の背後を狙う動きで徐々に押し込む時間を創出。28分にはMF芦部晃生が裏へ抜け出し、相手GKに倒されてPKを獲得。キッカーのFW樋口寛規が落ち着いて決め、福島が同点に追いつく。

しかしその後は、甲府のアタッキングサードの質の高さに翻弄され、気づけば1-4とリードを広げられる展開に。福島も一貫して相手DFの背後を狙い決定機を作ったもののチャンスを仕留め切れず、悔しい敗戦となった。各失点シーンについて岡田は「相手に崩されて成す術なくやられたというよりも、自分たちのミスを突かれてしまった失点でした」と振り返る。

攻守両面で浮き彫りになった課題について、この日チーム最多の6本のシュートを放った岡田は次のように語った。「自分たちのスタイルにこだわるからこそ、相手との戦いの中でどのように表現していくかという部分は、もっともっとできることがあると思います。僕がこれまで所属したチームは、戦い方のある相手チームに対して『どういう要素で優位に立てるのか』を志向するサッカーだったので、そういう意味では、スタイルがブレないようにやらないといけないなと思います」。

さらに、「前半から相手があれだけ来ている中で、自分たちも中に入っていくと相手のリズムに乗せてしまいますし、チームとしては相手の背後を狙っていたのですが、それでも相手の圧力に屈するとテンポを握られてしまいました。前半最後の時間帯も自分たちのペースでサッカーをしていた中で、ミスから失点を喫したので、プレー判断や技術を高めたり、自分たちのサッカースタイルを磨くと同時にそれをいかに試合で発揮していくのかが大事だと思います」と課題を口にした。


「ただ撃つだけではダメ」

岡田はこの日、攻撃面で存在感を示し福島の前線を牽引した。「シュートをただ撃つだけではダメですし、しっかり決めきるようにしたいですね。福島のスタイルでサッカーをやるのも僕自身初めてで、公式戦でどう進むのかも手探りだった中で、シュート6本を記録することができたのはポジティブに捉えています。(ゴールを)決めるか決めないかというところは繊細な作業で、一朝一夕にできることではないです。まずはチームのやるべきことやスタイルを理解しながら、自分の良さを出していきたいです」と確かな手応えをにじませながらも、戦術理解を深めていく重要性を強調した。

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名前:Yusuke Sueyoshi
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー)、サウナ、ジム
好きなチーム:北海道コンサドーレ札幌、FCバルセロナ

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