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アヤックス移籍が破談となった佐野航大についてNEC指揮官「色々な話を聞いている」

佐野航大 写真:アフロスポーツ

 オランダ1部エールディビジのNECナイメヘンに所属するMF佐野航大は、さまざまなメディアを介して報道されていたアヤックス・アムステルダムへの移籍が成立しなかった後も、チームの活動に合流している。同クラブ指揮官ディック・スロイデル監督は、次の試合を前に本人と対話を重ね、起用について判断を下したようだ。

 オランダメディア『VoetbalPrimeur』は、スロイデル監督の発言として、佐野の現状への向き合い方に触れている。同監督は現地1月31日に開催されたAZアルクマール戦(3-1)を前に、「移籍問題を抱えたままプレーできるか。うまく向き合えるか」と佐野に問いかけたと語った。

 同監督は、移籍を控える選手にとって多くの情報や反応が一気に押し寄せる状況は簡単にプレーできる状況ではないとの認識を示していた。

 同監督によれば、佐野自身は出場を強く望んでいたという。話し合いの末、チームは起用を決断したと説明された。NECは、同2月4日のKNVBカップ準々決勝でフォレンダムと対戦する予定となっている。

 また同監督は、自身も移籍に関する動きを完全に無視することは難しいと述べたうえで、選手のそばにいる姿勢を強調した。特に直近2日間は佐野と多くの時間を過ごしたとし、「彼がやるべきことは、ピッチに立ち、自分のプレーで示すことだった」と評価している。佐野はAZ戦でゴールを記録している。

 佐野のフォレンダム戦での先発については未定とされており、当日に改めて判断される見通しとのことだ。