
DF山脇樺織
ギラヴァンツ北九州(J3)→ アビスパ福岡(J1)
ギラヴァンツ北九州からアビスパ福岡に加入したDF山脇樺織は、豊富な運動量と上下動を武器にするサイドバックだ。2025シーズンは北九州でリーグ戦36試合に出場。サイドからのクロスやオーバーラップなどで積極的に攻撃参加する場面が見られた。
最大の特長は、90分間を通して上下動を繰り返せる走力と、迷わず前に出ていく姿勢にある。守備に追われる時間帯でも高い運動量を維持できる点は、下位カテゴリーで安定した出場を続けてきた理由のひとつだ。
組織的な守備をベースに戦う福岡において、山脇にも高い守備強度が求められる。J3からJ1へと一気にカテゴリーを上げて挑むシーズンは簡単ではないが、走力と積極性はJ1でも通用する要素だ。守備面での適応が進めば、サイドからチームに新たな選択肢をもたらす存在になれるだろう。
MF長谷川元希
アルビレックス新潟(J2)→ V・ファーレン長崎(J1)
J1昇格を果たしたV・ファーレン長崎は、アルビレックス新潟を退団したMF長谷川元希を獲得した。2025シーズンは新潟でリーグ戦全試合に出場し、得点にも絡むなど中心選手として活躍した。
前への推進力と高いゴール意識が持ち味で、タイミング良く前線に飛び出し攻撃に厚みを加えられる選手だ。新潟が降格という結果に終わる中でも個人としての評価は高く、長崎への加入は実績に裏打ちされた「個人昇格」と言える。
長崎にとって、J1経験を持つ中盤の選手加入は大きな意味を持つ。長谷川には中盤でのボール保持や前線へのパスに加え、ゴール前での絡み方で攻撃に厚みをもたらす役割が求められるだろう。
個人昇格がもたらす新たな刺激
ここで取り上げた5選手は、いずれも下のカテゴリーで積み重ねた実績を武器に、J1へとたどり着いた存在だ。クラブの成績だけに左右されるのではなく、個人としての積み重ねが次のステップにつながる点で、J2・J3は実力次第で上を目指せるリーグと言える。
彼らが下位カテゴリーで培った経験は、厳しい試合展開の中でこそ生きる。新天地での挑戦が、所属クラブだけでなくリーグ全体に新しい刺激をもたらす存在となることを期待したい。
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