
昨2025シーズンは鹿島アントラーズが実に9年ぶりとなる優勝を遂げ、大いに湧いた明治安田J1リーグ。そして今週末、いよいよ明治安田J1百年構想リーグが開幕を迎える。
6月までの短期決戦となる特別なレギュレーションのもと、各クラブは冬の移籍市場やキャンプを経て、調整を最終段階へと進めてきた。
ルーキーの加入を除いては、ほぼ動きのなかった王者・鹿島を例外として、ほとんどのJ1クラブは例年同様積極的な補強の動きを見せた。ここでは、百年構想リーグでEASTに属するJ1クラブの中から、補強により戦力アップに成功したと言えるクラブを3つランキング形式で紹介していく。
3位:ジェフユナイテッド千葉
IN
- 松村拓実(拓殖大学より加入)
- 石尾陸登(ベガルタ仙台より完全移籍)
- 天笠泰輝(大分トリニータより完全移籍)
- 津久井匠海(RB大宮アルディージャより完全移籍)
- 安井拓也(FC今治への期限付き移籍より復帰)
OUT
- デリキ(期限付き移籍期間満了に伴いアトレチコ・ゴイアニエンセへ復帰)
- 松原颯汰(サガン鳥栖へ完全移籍)
- 横山暁之(横浜FCへ完全移籍)
- 吉田源太郎(FC大阪へ期限付き移籍)
- 林誠道(FC今治へ期限付き移籍)
- 谷田壮志朗(レイラック滋賀へ期限付き移籍)
- 森海渡(期限付き移籍期間満了に伴い横浜FCへ復帰)
- 矢口駿太郎(VONDS市原FCへ完全移籍)
- 新明龍太(東京ユナイテッドFCへ完全移籍)
ジェフユナイテッド千葉が17年ぶりにJ1の舞台に帰ってくる。2023シーズンはJ1昇格プレーオフで敗退し、2024シーズンは最終節でプレーオフ圏から陥落するなど、近年は昇格にあと一歩届かないシーズンが続いていた。昨季は自動昇格こそ逃したものの、プレーオフを勝ち上がり悲願のJ1復帰を成し遂げた。
他クラブと比べると、プレーオフまで戦ったことで補強に関してはやや出遅れた感もあった千葉。しかし、それでもJ2各クラブから実力者を補強し、久々のJ1を戦い抜く体制は整った。まず注目なのは今季がプロ3年目となるDF石尾陸登だ。昨季はベガルタ仙台で30試合と多くの出場機会を得て、リーグ戦初ゴールを含む2ゴール2アシストをマーク。仙台の攻守を支えた若きサイドバックが戦列に加わった。次に大分トリニータから加入のMF天笠泰輝も楽しみな存在。昨季が大分初年度となった天笠だが、38試合すべてに出場と不動の地位を確立。J2屈指のデュエルの強さを誇る選手が初のJ1に臨む。
急成長という点では、RB大宮アルディージャから加入のMF津久井匠海も注目の存在だ。昨冬アスルクラロ沼津から水戸ホーリーホックへ個人昇格し、前半戦で2ゴール2アシストと活躍。夏に大宮へ移籍してからも途中出場が多いながら4ゴールと結果を残し、こちらも千葉で自身初のJ1を戦うこととなっている。
流出した選手を見ると、昨季30試合に出場したMF横山暁之など、まったくの無傷とは言えない。しかし、大半の主力選手がチームに残り、そこへJ2各クラブから即戦力の獲得に成功したことから、戦力アップに成功したクラブ3位とした。
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