Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸からラス・パルマス移籍。宮代大聖が誹謗中傷被害…移籍直後には中国人扱いで人種差別被害も

宮代大聖 写真:アフロスポーツ

 日本代表FW宮代大聖は先日、ヴィッセル神戸からラス・パルマスへの期限付き移籍。加入決定直後、現地で人種差別被害に遭ったが、今度は誹謗中傷を受けている模様。神戸から海外移籍した選手では、日本代表FW古橋亨梧がスコットランド1部セルティック加入直後に、ライバルクラブであるレンジャーズのサポーターから攻撃を受けている。

 宮代に対する現地の排外主義的な意見は18日に発生。同選手の顔面をアップした画像とともに、同選手を中国人と見立てた上で、「puto chino」という極めて差別的で攻撃的な表現を用いたスペイン語のSNS投稿が拡散されている。

 この差別投稿に加えて、31日には「彼はプロのレベルにない」「ただの通りすがりの漁師」という批判や誹謗中傷メッセージが投稿されており、現地で話題に。宮代は25日のリーグ戦でデビューしたばかりであり、プレータイムは15分程度だが、こうした現地での誹謗中傷や差別的投稿が波紋を呼びそうだ。

 日本人選手に対する欧州での差別攻撃は度々物議を醸している。2021年8月にはレンジャーズのサポーター4名が、当時セルティックへ加入したばかりの古橋を標的にした人種差別のチャントを熱唱。目を吊り上げるジェスチャーしている動画がSNSで拡散されたが、当該サポーターには無期限の入場禁止処分を科されたほか、すでに人種差別による罪で訴えられている。

 また、MF本田圭佑は以前、町田ゼルビアの藤田晋代表取締役社長兼CEOと対談した際に、オランダでの差別被害を告白。2008年に名古屋グランパスからVVVフェンロへ移籍した後の出来事について「日本から車のメーカー(ホンダ)のやつが来て、お前らみたいなサッカー後進国がここで何ができるんだ、というようなことを平気で言う。何度も差別的なことには遭ってきました」と振り返っていた。