
昨2025シーズンの柏レイソルは、リカルド・ロドリゲス新監督のもとで明治安田J1リーグ2位と躍進した。優勝した鹿島アントラーズとの勝ち点差はわずか「1」と、最終節まで優勝の可能性を残す堂々たる戦いぶりを披露し翌シーズンへの大きな期待を抱かせた。
チーム全体の好成績とは裏腹に、個人としては思うような結果を残せなかった選手も少なくない。百年構想リーグや2026/27シーズンの成績次第では、立場が大きく揺らぐ選手が出てくる可能性もある。
ここでは、今シーズン結果を残せなければ退団の可能性が高そうな4選手を、筆者の視点からピックアップして紹介していく。

坂田大樹
1人目に挙げるのは、優れた反射神経を活かしたシュートストップと、高いビルドアップ能力を持ち味とするGK坂田大樹だ。
2017年、流通経済大学から当時福島県社会人サッカーリーグ1部だったいわきFCに入団。1年目からリーグ戦3試合に出場し、東北社会人サッカーリーグ2部への昇格に貢献した。その後もシーズンを重ねるごとに出場機会を増やし、東北社会人サッカーリーグ1部昇格、JFL(日本フットボールリーグ)昇格、さらにはJ3リーグ昇格と、クラブの急成長を支えてきた。
2023シーズンにはアビスパ福岡へ完全移籍。昨シーズンからは柏レイソルへ完全移籍したものの、直近3シーズンはいずれもリーグ戦出場がなく、厳しい立場に置かれている。
柏在籍2年目の今シーズンは限られたチャンスを確実にモノにし、スタメン争いに割って入る必要がある。結果を残せなければ、退団の可能性が現実味を帯びてくるだろう。

野田裕喜
2人目に挙げるのは、高校2年時にJリーグデビューを果たしたDF野田裕喜だ。
対人能力の高さと足元の技術を兼ね備えた野田は、現代的なサッカーに求められる要素を持つCB(センターバック)である。高校2年時の2014シーズンには、ロアッソ熊本の特別指定選手として登録され、J2リーグ第42節のアビスパ福岡戦でJリーグ初先発とフル出場を果たした。翌2015シーズンも4試合に出場し、その名を広く知られる存在となった。
高校卒業後は熊本加入が有力視されていたが、2016シーズンからガンバ大阪(G大阪)への加入が内定。G大阪では主にJ3リーグに所属するU-23チームでプレーし、4シーズンでJ3リーグ67試合3ゴール3アシストを記録。対人の強さは群を抜いていた一方、トップチームでの出場機会には恵まれなかった。
2019シーズン途中からモンテディオ山形へ移籍すると、状況は一変。以降4シーズン半でJ2リーグ151試合8ゴール3アシストをマークし、守備面でも最終ラインの柱の一角として安定したパフォーマンスを披露した。
2024シーズンからは柏レイソルへ完全移籍。移籍初年度はJ1リーグ6試合に出場したものの、昨シーズンはリーグ戦出場がなく、現在は非常に厳しい立場に置かれている。
柏でプレーし続けるためにも百年構想リーグで結果を残し、再びレギュラー争いに加わっていきたいところだ。
コメントランキング