
田中宏武
4人目は、今シーズンでプロ5年目を迎えるMF田中宏武。立正大学から2022シーズンに札幌へ加入し、プロキャリアをスタート。加入後の2シーズンは主にカップ戦での起用にとどまり、リーグ戦にはなかなか絡めずにいた。
転機となったのは、2023シーズン途中の藤枝MYFC(J2)への期限付き移籍だ。限られた出場時間の中でJ2リーグ8試合で2アシストを記録し、持ち前の高速ドリブルが通用するシーンも見られるなど、確かな手応えを得る期間となった。
2024シーズンは札幌へレンタルバックし、J1リーグ8試合に出場。昨シーズンはJ2リーグ14試合に出場したものの、直近2シーズンはゴール、アシストともに記録できておらず、数字の面では物足りなさが残っている。
今シーズン、目に見える結果を残せなければ、契約満了という現実も視野に入ってくるだろう。

キングロード・サフォ
5人目は、名門FCポルト(ポルトガル)の下部組織出身という経歴を持つ、ガーナ人FWキングロード・サフォだ。
左足から放たれる強烈なシュートを武器としているサフォは、2021/22シーズンに当時ポルトガル1部のFCヴィゼラでプロキャリアをスタート。しかし、同クラブのトップチームでは出場機会がなく、出番はユースリーグや下部リーグに限られていた。
2024シーズン途中に札幌へ完全移籍で加入したものの、この年は公式戦出場なし。昨シーズンはルヴァン杯1回戦の福島ユナイテッド戦で来日初出場を果たしたが、公式戦での出場はこの1試合にとどまり、厳しい時間が続いている。
今シーズンも公式戦に絡むことができなければ、退団が現実的な選択肢として浮上してくる可能性は極めて高いだろう。

大森真吾
6人目は、順天堂大学から2023シーズンに加入したFW大森真吾。
強靭なフィジカルを生かしたポストプレーと足元の技術の高さを武器に、プロ1年目の2023シーズン、J1リーグ第25節川崎フロンターレ戦でリーグ戦デビューを果たす。さらに同シーズン第33節FC東京戦では、約40mのロングシュートを決めてリーグ戦初ゴールをマークした。鮮烈な印象を残すデビューイヤーとなった。
しかし、2024シーズンは負傷の影響もあり、レギュラー争いに加わることができず、シーズン途中にJ3のギラヴァンツ北九州に期限付き移籍。昨シーズンもJ2のモンテディオ山形に期限付き移籍したものの、ゴールを挙げることはできず、公式戦での無得点期間は丸2年に及んでいる。
今シーズンは、プロサッカー選手として生き残るためにも、まさに正念場の一年となりそうだ。
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