Jリーグ 鹿島アントラーズ

崖っぷち!今季結果次第で退団も?鹿島アントラーズ正念場の4選手【2026】

チャヴリッチ(左)荒木遼太郎(右)写真:Getty Images

2025シーズンの明治安田J1リーグを制し、9年ぶり9度目の優勝シャーレを掲げた鹿島アントラーズ。今オフは、攻撃のキーマンであるFWエウベルや、昨シーズンのJ1得点王FWレオ・セアラの慰留に成功。他クラブからの補強はなく、優勝メンバーを軸とした盤石の体制で、連覇を狙う新シーズンに臨むことになりそうだ。

J1優勝という最高の結果でシーズンを締めくくった一方で、昨シーズンは思うような結果を残せなかった選手も少なくない。百年構想リーグや2026/27シーズンの成績次第では、立場が大きく揺らぐ可能性のある選手たちもいるだろう。

ここでは、今シーズン結果を残せなければ退団の可能性が高そうな4選手を、筆者の視点からピックアップして紹介していく。


荒木遼太郎 写真:Getty Images

荒木遼太郎

1人目は、パリオリンピック日本代表選出経験を持つMF荒木遼太郎だ。止める・蹴るといった基礎技術に優れ、ワンプレーで局面を打開できる創造性を兼ね備えた天才型プレーヤーである。

東福岡高校を卒業後、2020シーズンに鹿島へ入団。翌2021シーズンにはJ1リーグで10ゴール7アシストを記録し、同シーズンのJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞した。将来を嘱望される存在として順風満帆なキャリアを歩んでいるかに見えたが、その後は試練の時を迎える。

本職とするトップ下を置かない4-4-2を基本布陣とした2023シーズンの鹿島では、起用法にフィットし切れず、J1リーグ13試合出場でノーゴールと不本意な結果に終わった。翌2024シーズンは、トップ下を採用する4-2-1-3を用いるFC東京へ期限付き移籍。J1リーグ29試合で7ゴール4アシストと結果を残し、成長した姿で鹿島へレンタルバックとなった。

帰還した2025シーズンは、トップ下や両サイドハーフで起用され19試合に出場。チームのJ1優勝に貢献したものの、記録は2アシストにとどまり、2021シーズン以来のインパクトを残すには至らなかった。

今シーズンも結果を残せなければ、他クラブへの移籍話が現実味を帯びてくる可能性は否定できない。荒木にとっては、来月に開幕する百年構想リーグで確かな存在感を示しておきたいシーズンとなるだろう。


千田海人(東京ヴェルディ所属時)写真:Getty Images

千田海人

2人目は、2025年6月に東京ヴェルディから完全移籍で鹿島に加入したDF千田海人。神奈川大学を卒業後、2017シーズンにブラウブリッツ秋田でプロキャリアをスタート。186cmの長身とがっちりした体格を活かした対人の強さを武器に、プロ2年目の2018シーズンから出場機会を増やし、レギュラーに定着した。J3時代の秋田を2度のリーグ優勝へ導くなど、クラブの躍進に大きく貢献している。

J2昇格後も持ち前の対人能力はリーグ屈指の存在感を放ち、2023シーズンに東京Vへ完全移籍を果たす。加入初年度は出場機会に恵まれなかったものの、J1昇格を果たした翌2024シーズンにはレギュラーの座を掴み、J1リーグ27試合に出場。チームの堅守を支え、J1残留に貢献した。

この実績が評価され、鹿島へ完全移籍。しかし、昨シーズンはリーグ戦での出場はなく、公式戦では天皇杯1試合の出場にとどまっている。

DF植田直通やDFキム・テヒョン、DF関川郁万といった実力者が揃うセンターバック陣の中で、レギュラー争いに食い込めなければ、今シーズン中の退団や移籍放出の可能性が高まるだろう。

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名前:Yusuke Sueyoshi
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